よくある質問
お電話やメール、お手紙など日本シャフトには
さまざまなお問い合わせやご質問が寄せられます。
ここではご質問の多い、あるいは
よくあるご質問にお答えします。
シャフト全般に関して
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スチールシャフトとカーボンシャフトにはそれぞれどういう特長があるのですか?
スチールシャフトは、距離・弾道・方向共に安定性や正確性に優れます。カーボンシャフトは、一般的にスチールシャフトよりも設計自由度が高いと言われ、シャフト特性に特長を持たせやすく、軽量化もしやすいです。その為、飛距離性能に優れるシャフトが作りやすいです。
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スチールシャフトの「ヘタり」とはなんですか?何年でヘタるものですか?
スチールシャフトは金属で出来ており、使用年数や頻度により金属疲労が発生します。これにより、今までよりもシャフトが柔らかく感じられ、弾道が安定しなかったり、スピン量過多となって飛距離をロスしてしまったりする場合がございます。
使用頻度にもよりますが、プロレベルでは半年から一年でシャフト交換を行います。月一回程度プレーを行うアマチュアの場合は、10年以上ご使用頂ける場合もございます。
今までの感覚よりも「シャフトが柔らかいな」と感じられる場合には、シャフトがヘタっている可能性がありますので、シャフト交換をお薦め致します。 -
10年以上も前のスチールシャフトですが、表面はきれいです。まだ使えますか?
実際には現物を確認してみないと正確なお答えは難しいのですが、普段からお手入れを欠かさずにご使用頂いていれば、スチールシャフトは長持ちします。表面がきれいでも、お手入れを怠っている場合にはシャフト内面に錆が発生している可能性が高く、シャフト折れなどの破損に繋がりますので、早めの交換が必要となります。
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シャフトを交換するタイミングについて教えて下さい。
故障が発生するまでは交換することなく、長くご使用頂けますが、ご使用頻度やお手入れの度合いによって、目に見えない部分に破損が生じている場合もございます。スチールシャフトの場合には、グリップ交換時にシャフト内面の状態をご確認頂き、錆が発生している場合には早めの交換をお薦め致します。また、気付かない内にシャフトにキズが入っていたり、凹みが発生したりしてご使用中に折れなどの破損が発生するケースが数多く報告されています。お手入れの際には、これら異常の発生がないか、ご使用の都度ご確認頂くことをお勧め致します。
品質面で問題ない場合には、弾道を変えたい場合、スイングを変えたい場合にもシャフト交換は有効です。試打会等でお試し頂いて、常にご自身が最高のパフォーマンスを発揮できるシャフトをご使用頂くのもゴルフの楽しみです。 -
スチールはインパクト時の衝撃が大きくて、肘などに負担がかかって身体に悪いという意見がありますが?
確かに、カーボンに比べスチールは振動減衰性が劣りますので、そういうことが言えるタイプもありますが、950GHに代表される軽量スチールは、重量が軽くなっただけでも負担が軽減されていますし、振動を吸収して衝撃をやわらげる工夫がされていますので、安心してお使いいただけます。
製品に関して
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環境などに配慮したシャフトは、どれでしょうか?
環境負荷を大幅に低減した新たなめっき『Luxury Silver』を採用したN.S.PROパターシャフトです。人体への有害性や環境負担の少ないめっきを採用することで、環境への負担を大幅に削減することを実現しました。(既存のめっき加工品も、加工後には人体への有害性や影響はありません)
シャフトの再利用も研究されていますが、カーボンシャフトは安全性とコストの問題で実用化には至っていません。一方、スチールシャフトは過度な加熱をしない限りは強度低下が起きづらく再利用することも可能です。
また、当社はISO14001を取得しており、環境への取り組みを積極的に進めています。 -
軽量スチールシャフトのN.S.PRO 950GHが「スチールシャフトの定番」とされていますが、他のスチールシャフトと何が違うのですか?
素材に特許材を使用し、弊社独自の加工技術、特に最新鋭の設備を使用した熱処理や肉厚調整加工技術を駆使して、正確無比の性能を発揮するスチールシャフトを生みだしています。特にN.S.PRO 950GHは、発売当時は非常に画期的な「軽量スチールシャフト」として瞬く間にゴルファーに浸透しました。
性能的な特長として、グリップ側からヘッド側にかけてシャフト形状通りに素直にしなる特性を持たせた中調子のシャフトで、タメを作るタイプのゴルファーからボディターンタイプのゴルファーまで、幅広いゴルファーに適合するスタンダードシャフトとなっています。重量的にも、昨今のドライバーの総重量とのマッチングが良いことも人気の秘密です。 -
日本シャフト(株)のスチールシャフトに使用している特許素材とは、どんな素材ですか?
N.S.PROスチールシャフトのほとんどに『NSGS8655V』という特殊鋼を使用しています。強度と粘りの両方を兼ね備え、加工性にも優れています。
加工技術の進化に対応し、今まで作ることの出来なかった高度な技術をもつスチールシャフトの開発に役立っています。 -
MODUS3は今までのスチールシャフトと何が違うのですか?
N.S.PRO MODUS3は、USPGAツアープレイヤーのフィードバックにより開発された、プロ・上級者向けのシャフトブランドです。正確なアイアンショットに求められるコントロール性を重視して設計されています。
USPGAツアーを中心に、世界中のツアープレイヤーの声をダイレクトにシャフト設計に反映させていて、変化するコースコンディションやクラブヘッド、スイングのトレンドにいち早く対応しているのがMODUS3シリーズの特長でもあります。
メイドインジャパンならではの高品質と自在な製造技術で取り揃えられたシリーズは、安定したパフォーマンスで瞬く間にプロの心をつかみとり、世界中のツアーで高い評価を受けています。 -
MODUS3はどんなゴルファーに合いますか?
様々なスイングタイプに対応出来る4タイプのMODUS3をラインナップしており、リストターンタイプからボディターンタイプまで幅広いゴルファーに対応しています。競技志向のアマチュアからプロゴルファーまで、ゴルフをスポーツとして楽しむためのアスリートブランドです。
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MODUS3がタイプ別に重量が違うのはなぜですか?
ツアーのフィードバックをダイレクトにシャフト設計に反映しており、スイングタイプに最適なシャフト重量設定も、ツアーからのフィードバックで決定しています。その為、モデルとシャフト特性によってシャフト重量が異なっています。
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N.S.PRO Regio FormulaシリーズはMODUS3とマッチングが良いのですか?
はい、MODUS3をご愛用頂いているゴルファーに、もっとゴルフをシンプルに楽しんで頂くために開発したのが、N.S.PRO Regio Formulaシリーズです。MODUS3 TOUR120にはRegio Formula B、MODUS3 TOUR105・125にはRegio Formula MB、MODUS3 TOUR130にはRegio Formula Mがマッチングします。
シャフトタイプを揃えることで、「今日は、アイアンは良いけどドライバーが今一つ・・・」ということが減るでしょう。 -
N.S.PRO MODUS3アイアンとMODUS3ウェッジの違いはなんですか?アイアン用をウェッジに使ってはいけないのですか?
アイアン用のMODUS3は、アイアン専用というわけではなく、ウェッジにもご使用頂けます。MODUS3ウェッジは、アプローチショットの際にプロが求める要素に特化して開発した製品で、アプローチショットにおけるスピンコントロールやフィーリングを重視して開発しています。アイアン用よりもやや柔らかめのフレックス設定として、振り幅の小さなアプローチショットでもシャフトのしなりを感じて、タイミングを取りやすくします。また、このシャフトのしなりでしっかりとフェース面にボールを乗せて、安定したスピンとコントロール性を確保します。ショートアプローチでのコントロール性やフィーリングを重視する方や、柔らかいボールでアプローチを攻略したい方にお薦めです。
対して、アプローチショットをショットの延長と捉えて、シンプルに振り幅のコントロールによって距離のコントロールをしたい方や、転がすアプローチなども多用して攻略したい方にはアイアン用のMODUS3をお薦めします。 -
N.S.PRO MODUS3アイアンとMODUS3ウェッジのマッチングについて教えて下さい。
アイアンにMODUS3 TOUR105をご使用の場合にはMODUS3ウェッジ 105をお薦めします。ショートアプローチでの安定性や、重さを利用してラフやバンカーからの脱出のしやすさを重視される場合にはMODUS3ウェッジ115をお薦めします。MODUS3 TOUR120をご使用の場合にはMODUS3ウェッジ115をお薦めします。ショートアプローチでの安定性や、重さを利用してラフやバンカーからの脱出のしやすさを重視される場合にはMODUS3ウェッジ125をお薦めします。MODUS3 TOUR125・130をご使用の場合にはMODUS3ウェッジ125をお薦めします。
MODUS3ウェッジは、重量違いで3タイプのご用意がございます。重量別に最適な硬さと重量バランスに設定していますが、基本設計は3タイプ全て同一です。同じセットの中で、重量違いで組み合わせてご使用頂いても問題ありません。 -
750GHとZelos7の違いはなんですか?
Zelosシリーズは、従来スチールに求められていた安定性よりも、飛距離性能に特化して開発した、全く新しいジャンルのゴルフシャフトです。スチールシャフトならではの低トルクを活かした安定性は残しながら、今までのスチールシャフトでは得られなかった大きなしなりで、カーボンシャフトに勝るとも劣らない飛距離性能を持たせました。
スチールシャフトのフィーリングに慣れ親しんだゴルファーには750GHを、ボディターンで払い打つタイプのゴルファーや、カーボンシャフトの飛距離性能は魅力だけど、方向性が安定しないとお悩みのゴルファーにはZelos7をお薦めします。
リシャフトに関して
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リシャフトをするとすぐに効果が出ますか?
フィッティングを行って、ご自身の体力や体格、スイングに合ったシャフトをお選び頂ければ効果は得やすいです。しかし、スイングについてはゴルフを始めてから最も長く使用したクラブや最も多く練習したクラブについているシャフトの挙動が大きく影響を及ぼします。その為、交換して暫くは違和感が生じる場合もございます。より早く効果を感じる為に、ビギナーの頃からフィッティングをして頂き、上達に合わせてシャフトを交換して頂くことをお勧めします。
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リシャフトしたいが、何を選んだら良いか基準が分かりません。
重量・硬さ・キックポイント等を決める必要があります。迷う場合は、ショップ・工房さんに相談されれば良いかと思います。それには、今までご使用のシャフトの不満部分を明確すれば、結論は早いと思います。それに重要な要素として、スイングテンポがあります。おおまかに言って、スイングテンポが速いなら硬めのシャフト、遅いなら軟らかめのシャフトがいいでしょう。そのひとつの指標にヘッドスピードがありますので、ご自分の数値を是非知っておきたいところです。
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どこへ行けば、リシャフトしてもらえますか?
工房設備を備えた量販店やゴルフ工房でご相談いただければシャフト交換が可能です。
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アイアンの番手ずらしはどこまで可能ですか?
2番手が限界だと思いますが、基本的には1番手にとどめたいところです。ただ、硬くするのはそれより短いシャフトがなくてズラせない場合があります。
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5番アイアンに装着したいが、3番用のシャフトしかありません。先端カットをすれば5番用になりますか?
なりません。弊社製品は原則として番手別設計となっており、シャフト先端部には強度補強の加工を行っています。カタログに記載のトリミング表の範囲を大きく超える先端カットは著しい強度低下を招き、シャフト折れに繋がります。指定サイズ以外のシャフトをご使用になることは絶対にお止め下さい。この様な組立における事故につきましては弊社では責任を負いかねます。
また、ゴルフシャフトは一部を除いてテーパー形状となっています。形状的にもご使用頂くことが出来ません。 -
シャフトの再利用は何回まで出来ますか?
スチールシャフトは、通常に使用するバーナーやヒートガンで熱する程度であれば金属組織の変化も発生しづらく、複数回にわたってシャフトの抜き差しが可能です。但し、シャフトを抜いた際にシャフト先端部に付着している接着剤を取り除く際にはシャフト本体を傷つけたりしない様に十分お気を付け下さい。
カーボンシャフトは、カーボン繊維をシート状に繋ぎとめる為に樹脂を使用しています。この樹脂はクラブヘッドとシャフトを接着している接着剤が溶けだす温度とほぼ同じ温度で溶けだします。その為、一度でも熱をかけると極端に強度が低下しますので、カーボンシャフトにつきましては再利用出来ません。 -
カタログに記載の重量はカット前重量ですか?カット後の重量ですか?
カタログに記載の重量は全てカット前重量です。
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バランスポイントとはなんですか?
シャフト単体での重心点のことです。この数値が大きいほど手元側が重くなっており、スイング時にはややヘッド側が軽く感じます。また、クラブ組立時にはスイングウエイトが軽めに仕上がるため、少し長めに組むことも出来ます。
その他・サービス等に関して
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試打クラブの貸出しは行っていますか?
申し訳ございません。弊社では試打クラブの貸出しは行っておりません。お近くのゴルフショップなどへお問合せください。
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フィッティングの施設はありますか?
申し訳ございません。弊社では一般ユーザー様向けにはフィッティング施設を開放しておりません。試打会や試打室併設のお近くのゴルフショップ、工房にてお試しください。