在米日本人スタッフの現地レポート〜LPGAツアー探訪

Hi!

海外でのシェアアップという特命を受け、2014年からCarlsbad(カールスバッド)に拠点を移して活動を続けているMasaです。日本生まれ日本育ちの侍ゴルファーです。

アメリカにはゴールデンウィークがありません・・・(涙)
本社が休暇に入っている間、私は、我らがカリー・ウェブのUSLPGA今年初戦のサポートを兼ねて、USLPGAツアーの視察にいってきました。

カリー・ウェブは、今シーズンからキャディバッグも一新。

N.S.PRO/NIPPON SHAFTのロゴが輝いています。
キャップももちろん、N.S.PRO仕様。
使用ギア:http://nipponshaft.co.jp/blog/2018-blog-0402-01.html

さて、視察をしたのは、『Volunteer of America』。
テキサス州ダラスはOld Americans Golf Clubで開催されました。

テキサスといえば、どんな場所を想像しますか?

荒野・・・

ウエスタンブーツ・・・

バーベキュー・・・

なんとなくワイルドなイメージですよね。

でもゴルフファンが思い浮かべるテキサスといったら、なんといっても「テキサス・ウェッジ」ではないでしょうか。

一昔前のテキサス州のゴルフコースは非常に乾燥していて、硬いフェアウェイからウェッジを使用するよりも、パターを使用してボールを転がしてピンに寄せていく。そんなアプローチが有効だったようです。

このアプローチの手法や「テキサス・ウェッジ」という言葉を広めたのは、かの有名なテキサス出身のプロゴルファー『ベン・ホーガン』と言われています。

この頃のグリーンは今とは比べものにならないほど遅く、スティンプメーターではしばしば5フィート前後だったと言われています(現在の半分以下!?)。パターのロフトも最近のものよりも寝ていて、アプローチに適していたのかもしれません。

さて、会場となるOld Americans Golf Club。
テキサスらしく、広大な土地にゆったりと各ホールがロケーションされていますが、風が吹きやすいため、天候によってはかなりタフなコンディションになるコースです。

このゴルフ場は、ダラス市街から車で30分北の郊外にありますが、周りは新築の住宅街に囲まれています。

美味しいバーベキューハウスはありますが、荒野も、ウエスタンブーツを履いたテキサスボーイも見当たりません。

それもそのはず、世界に誇るカーメーカー、トヨタのアメリカ本社がダラス郊外のプレーノに引っ越してきて、プレーノ一帯が新興都市として発展を遂げているのです。高速道路が整備され、住宅、ショッピングモールが建ち、古い住宅を見つけるのが難しいくらい。

ローカルの日本人の方に聞いたところだと、住宅価格が、5年前の2倍以上になっているとか!!

冬は寒いですが、ゴルフコースも多いので、ゴルファーにはいい環境ですね。
日本からも直行便が飛んでおり、日本人にも優しい街になってきていますので、訪れる価値ありです。

チョット裏話。

ここOld America Golf Clubには、実は別のコースが隣接してします。
その名も『the Tribute』。

名前だけでは、コースの全容はわかりませんが、スコットランドの著名コースの名物ホールをピックアップして18ホールのコースを作っているのです。

例えば、16,17,18番ホール、ゴルフの聖地、セントアンドリュースの16,17,18番がそっくりそのまま再現されているんです。

16番のトミーズバンカー、17番のホテルの壁、18番のスウィルカンブリッジは航空写真からでもはっきり見えます。

是非回ってみたいコースです。

さてさて、アメリカツアーのシャフト事情を少しだけご紹介。

USPGAツアーでは、『N.S.PRO MODUS3』 の人気が高まっていますが、実はUSLPGAツアーにもその流れが徐々に広がりつつあるんです。

さすがにアイアンは、欧米人といえどもハードすぎる。アイアンシャフトは依然として『N.S.PRO 950GH』が一番人気。

国内女子ツアーでは『N.S.PRO 850GH』が一番人気ですから、パワーの差は感じますね。

パワーや体格の差はもちろん、地面の硬さや芝質の違いによるインパクトの作り方(入射角やインパクトの強さ)にも違いがあるので、一概に重いシャフト=屈強というわけではありませんよ!

そんなUSLPGAツアー選手ですが、ウェッジに『N.S.PRO MODUS3 WEDGE』を使用する選手が増えています。

WHY USLPGA TOUR PLAYERS!?(ごめんなさい)

大きく分けて2パターン。

アイアンと同じシャフトではなく、ウェッジには少し重量感を持たせたくて『N.S.PRO MODUS3 WEDGE』にスイッチするパターン。

今まで男子プロが使うような120g前後のシャフトを使っていたが、アイアンとのマッチングを考えて若干軽量化する目的で『N.S.PRO MODUS3 WEDGE』にスイッチするパターン。

105/115/125の3つの重量帯をラインナップしていて、さらにしなり特性に癖を持たせていない『N.S.PRO MODUS3 WEDGE』は、実はものすごく使い勝手の良いシャフトなんです。

カリー・ウェブも大絶賛の『N.S.PRO MODUS3 WEDGE』。

是非一度お試し下さい。

See U soon!!

日本シャフトHP:https://nipponshaft.co.jp/

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